英次「第一、お前は本当に男かどうか疑わしい時があるんだよな」

かなた「それじゃ、男か女かじかに確かめてみる?」

英次「確かめるってどうやって?」

かなた「スカートの中。めくってみればわかるでしょ?」

英次「なっ……」

こいつのスカートの中を……じかに確かめるだと!

かなた「どうしたの英次、私待ちくたびれちゃった」

英次「くっ……」

かなたはいつもの余裕の表情だ。

教室で男のスカートの中身を確かめるなんて、変態以外の何モノでもないじゃないか!

かなた「それとも、私に反応しちゃうのが怖いのかしら?」

英次「怖くない、怖くないぞお前なんか!」

かなた「そう、じゃご自由にどうぞ♪」

英次「くぅ……」

なんか追い込まれたような気がする。

しょうがない、ここは意を決して……

(中略)

郁乃「えー君! えー君大丈夫?」

英次「はっ!」

ここは……教室?

靖峰「どうだったんだ? 奴は生えてたか、生えてなかったのか!」

英次「わからない……ただ、重要な真理をつかみかけた気がするが……」

今のは……一体……

英次「何を見せたんだお前」

かなた「女の子のスカートの中は、秘密がいっぱいなのよ♪」

英次「くっそ……男のくせに色々器用な奴!」