リーゼ「捕まえた♪」

英次「うおっ!」

な、なんだこの状況!

リーゼが俺の上に……って胸でけえ!

リーゼ「私の胸、そんなに気になる?」

英次「いや、気になるというか……」

だって、こんな立派なものが目の前にあるんだぞ。

そりゃ、男なら誰しも反応してしまうだろ!

リーゼ「ふふ……良かった」

英次「え……何が?」

リーゼ「私ね、ずっと不安だったの。英次に避けられてるんじゃないかって思って……」

リーゼ「てっきり嫌われたのかと悩んだけど……でもそれって、私を意識してただけなのね」

まあ確かに、リーゼの積極的な誘惑に困惑していたのは確かだ。

だが、それをここまで気にしていたのか……? 何事も余裕をもって俺を弄んでいるはずのリーゼが……

寂しい思いさせてしまったのかなと、俺は少し後悔してしまう。

英次「えっと……リーゼ、そろそろどいてくれると有難いんだけど……」

リーゼ「ふふ……でも、この反応は違うわよね、英次」

英次「……!」

いかん、さっきまではちょっとしおらしかったのに、一気に女豹の目に!

リーゼ「いいのよ英次、私は最後まであなたに付き合う覚悟があるから」

英次「いいわけないだろ、最後までなんて! お前はお姫様なんだし、もう少し自重したほうが……」

リーゼ「んっしょっと……」

英次「え!」

ちょ! いきなりリーゼの胸が目の前に……!

英次「ちょ! ちょっとリーゼ……!!」

リーゼ「ねえ英次。私のこの胸、好きにしても良いのよ」

英次「くぅっ……!!!」

ダメだ……興奮しちゃいけないのに、余計に反応してしまう!