SPECIAL
TALK

西條 霧緒

「皆さんこんにちは、幼なじみなお姉ちゃん西條霧緒よ♪」

天塚 鈴穂

「みんなの妹、天塚鈴穂です! スズって縮めて呼んだら好感度アップした気分になれるよ!」

西條 霧緒

「クリスマスも終ったことで、年末にむけて怒涛の更新! 作品紹介コーナー『幼なじみは判ってくれない』第三回がはじまるわよ!」」

天塚 鈴穂

「ハッピーニューイヤー前倒しで!」

西條 霧緒

「フライングしている場合じゃないわよ、スズ。今日の紹介はこの人なんだから」

天塚 鈴穂

「この人? この人って誰だろ?」

椎名 ゆかり

「はじめまして、主人公のアルバイト先の同僚、椎名ゆかり(偽名)です」

天塚 鈴穂

「はい、つっこんでいいですか!?」

西條 霧緒

「スズは人生急いでるわね。そういうところ嫌いじゃないわよ」

天塚 鈴穂

「まず(偽名)って何? そこ紹介になってないと思います!」

椎名 ゆかり

「スイーツ(笑)みたいなものかしら?」

天塚 鈴穂

「それじゃ、あたしも今から天塚鈴穂(妹)に変更したいな、キャラ立ちそうだし」

西條 霧緒

「やめときなさい、花蓮(主人公の妹)と喧嘩になるわよ」

天塚 鈴穂

「う~~ん、確かに……あいつけっこうブラコンだし」

椎名 ゆかり

「あの、そろそろいいかしら?」

天塚 鈴穂

「はいはい、仕事に戻りましょう。リーダー」

西條 霧緒

「それじゃまず聞きたいんだけど、そのドレスは何なの? 普段着でお越しくださいって伝えたはずだけど」

椎名 ゆかり

「これ、私の普段着ですけど? 何かおかしいかしら?」

天塚 鈴穂

「ちょっとしたパーティに呼ばれましたって感じがするなあ……お嬢様ってのは本当だったんだ」

椎名 ゆかり

「そうね、確かに家は裕福よ。資産家だし、家は広いし、テレビは百台くらいあるし。この前も迷子になった空き巣が餓死した状態で見つかったし」

天塚 鈴穂

「それマジで?」

椎名 ゆかり

「ブルジョアジージョークです」

天塚 鈴穂

「その笑顔、守りたくない!」

西條 霧緒

「ともあれ上流階級なのよね。でも、そんな人がどうして陸(主人公)と一緒にバイトなんかしてるの?」

椎名 ゆかり

「社会勉強です。自分でアルバイトすればお金の価値が分かると思って」

西條 霧緒

「なるほどー、その発想もお嬢様っぽいわね」

椎名 ゆかり

「偽名を使っているのは、アルバイト先がうちの家の系列だからなんです。父の姓を出すと優遇されそうで……」

天塚 鈴穂

「う~~ん、こういうのどっかで観たなあ……釣りバカとか、島○作とか」

西條 霧緒

「サラリーマンが主人公じゃないから、そういうのはないと思うけど」

椎名 ゆかり

「そういうわけで、本名はまだ秘密です。物語が進めば明らかになるので、楽しみにしててね♪」

天塚 鈴穂

「金髪でお嬢様で胸が大きい……二個も三個ももちすぎだ、一つあたしにくださいな!」

椎名 ゆかり

「くださいって言われても……霧緒さんどうしましょう?」

西條 霧緒

「ごめん、あんまマジでとらないで、スズが騒々しいのはいつものことだから」

天塚 鈴穂

「だってリーダー、あたしがキレキャラにならないと物語が進みませんから。これがお笑いキャラの辛いところ」

西條 霧緒

「本当に辛い? けっこう素でやってるでしょ」

天塚 鈴穂

「そこはそれとして質問があります!」

椎名 ゆかり

「はい、どうぞ」

天塚 鈴穂

「キャラページの説明で、父親は考古学者って書いてるけど……考古学ってそんなに儲かるの?」

西條 霧緒

「あ、それ私も思った。あなたのお父さんって財宝でも発掘したの?」

椎名 ゆかり

「考古学者だからお金を持っているわけじゃないの。お金があり余っているから、趣味の考古学をやってるだけなのよ」

西條 霧緒

「うわーいいなあー……」

天塚 鈴穂

「そんなお金があったら、好物のドーナッツをお店ごと買えるね♪」

椎名 ゆかり

「ちなみに亡くなった母のほうもイギリスの名家出身なの。私が金髪なのはそのせいなのよ」

西條 霧緒

「それはそれは……お悔やみ申し上げます」

椎名 ゆかり

「ご丁寧にどうも。私の紹介はこれくらいかしら?」

天塚 鈴穂

「そんなわけで、今日はここまでー♪」

西條 霧緒

「というわけで、告知! 発売日が3月28日に決定したわよ」

椎名 ゆかり

「現在、予約受付中です。特典は今のところ初回特典に設定資料集。予約特典にドラマCDがついてくるわ。他の店舗特典はおいおい発表していきます」

天塚 鈴穂

「それじゃ、また来週ー!」