第一回

第二回

第三回

第四回

第五回

第六回

第七回

第八回


【海音】
「妹たちとの遭遇 第八回 しぶとく更新です♪」


【ゆかり】
「今日は話題のドラマCDについてちょっとレクチャーするわよ」

【海音】
「あら、湊お姉さまはどちらに?」


【ゆかり】
「湊はお星さまになちゃったから。今日はわたしと海音だけで更新をお送りします」


【海音】
「はあ……そうなんですか……」


【ゆかり】
「じ……(熱い視線)」


【海音】
「あ、あの……何か……」


【ゆかり】
「二人っきりね」

【海音】
「ひゃっ!」


【ゆかり】
「いい子ね海音……じっとして……(顔を近づける)」

【海音】
「あ、あの……ゆかりさん……いえ、ゆかりお姉さま……」


【ゆかり】
「ふふ、可愛いわよ……さあ目を閉じて」

【海音】
「ああん、バラが散っちゃう……」


【湊】
「ちょっと待ったぁぁぁ!!」


【ゆかり】
「あら、いいとこだったのに」

【湊】
「いいとこじゃないよこのラブハンター! なにそれ、バラとか妹とかあのスルーとかいう奴?」


【ゆかり】
「そんなのじゃないわよ ちょっと友情を深めようと思っただけ」


【湊】
「今のは友情が愛情に変わるセリフだよ、異空間だよ」


【湊】
「だいたいさあ、そんな趣味があるなら長年一緒にいるあたしに手を出さないのはどういうこと!」


【ゆかり】
「わたしは可愛いものが好きなの」

【湊】
「何気に酷ぇ!」


【海音】
「いずれにしろ、湊お姉さまは体育会系ですから、百合向きの人材ではありませんね」


【ゆかり】
「紅茶よりも炭酸飲料だし」


【湊】
「そ、そんなことないよ、あたしだってハイソなんだから!」


【ゆかり】
「へえ……じゃあ、湊に何が出来るのかしら?」

【海音】
「ピアノとか、乗馬とか?」


【湊】
「指揮が出来ます!」


【ゆかり】
「そーきたか……」


【海音】
「最近流行ですものね、クラシック」


【湊】
「って言うかドラマCDの話は?」



次回に続く!

(C)脳内彼女 All rights reserved